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赤楽茶碗「無一物」を感じる和菓子 東京 浅草(かっぱ橋)「あさくさ梅源」 

最近の和菓子は甘さを強く感じることが少ない気がします。

久しぶりに、見た目も味も「渋い和菓子」に出会いました。

甘党さんに喜ばれる和菓子です。

和菓子:きんつば・あぶり芋

ルックスは地味で渋めな和菓子です。

きんつば

小豆がごろごろ残っています。周りの皮は固めです。ちょっとパサパサした感じがしました。

あぶり芋

お芋そのものです。表面のカリっとした感じがいいです。

甘めなので抹茶と相性がいいです。どちらの和菓子も食感や甘みから「砂糖」を感じました。

甘党の父と一緒に食べたくなりました。

けっこう甘めのお菓子で、食べ終わった後にフルーツとお煎餅を続けて食べてしまいました。喉も渇きますので、お茶のおかわりも用意しておくことをおススメします。

価格:きんつば、あぶり芋:各150円(税込) (2017年5月現在)

お菓子からうけた印象

「無一物(むいちもつ)」です。

ふたつの和菓子は、本来の芋や小豆を強く感じることができます。
そんなところが、最近の「茶の湯」展でみた長次郎の赤楽茶碗「無一物」に似ているな~と思いました。

年季の入ったちょっとカサカサした感じで、飾り気がない、くせのない素直な茶碗です。作為的な感じを匂わせない(いやそれが作為的だろうという意見もありますが。)茶碗です。

利休と長次郎が目ざした「無作為の作為」の極致。それに感応した裏千家四代の仙叟宗室(せんそうそうしつ)がこの銘をつけた。

参考:『和楽』2014年3月号別冊付録『日本の名茶碗50』より

お店:浅草(かっぱ橋) あさくさ梅源

かっぱ橋道具街の大通から脇に入った、更に小さな脇道にあります。

渋い色の「のれん」がかっこいいお店です。