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「山田焼」のお茶碗を知っていますか? マイ茶碗 銘「東雲」

しぶ~いお茶碗を初づかいしてみました。

数 年前にお土産でいただいたものですが、あまり私の好みではないので実家の倉庫に埋もれていました。使い込めば、自分の好みに少しでも近づけるかもしれませんので。これからは好みでないものも使ってみようと気持ちを入れ替えてみました。

山田焼とは

山田焼(やまだやき)は岐阜県高山市で焼かれる陶器である。渋草焼、小糸焼と共に現存する焼き物だが、前者が藩主や風流 人に好まれたのに対し山田焼は農民、町人のために焼かれた生活雑器である。
2006年現在は小林陶舎の一軒のみが民芸調の陶器を焼いている。決して飾らない、素朴 ながら味わいの深い意匠に人気がある。

[Wikipediaより]

 もう1軒しか残っていな いなんて驚きです。これからもぜひ続いていくことを祈っています。(「祈ってま す」って、ちょっと安倍昭恵さんみたいになっちゃった(笑))

私も大事に使って いこうと思います。

使った感想

お湯の熱が伝わりやすく、茶碗がすぐに熱くなってしまう。点てた後にお茶碗を持つのもたいへんなくらい。特に釉薬のかかっていない高台部分が熱くなります。

見た目 は、緑色の流れる釉薬がしぶいお茶碗のポイントになっています。腰の部分が少しくびれています。畳の上で映えるお茶碗だと思います。

サイズは小ぶりで、手の小さな私にはちょうどいいです。小さめなので、渋くて渋くて貫禄たっぷりという感じではありません。

気軽に使えるお茶碗です。

お茶碗に銘をつける

私のお茶碗なので私が銘をつけたいと思い、お茶碗をじっくり眺めてみました。

2日ぐらい考えたのですが、銘は

「東雲(しののめ)」

にしました。

夜明け前に茜色にそまる空、東の空に明るさが見えてくるころの空です。

夜明けがくる手前なんです。

まだ、自分好みに染まっていないお茶碗。

今の状態を夜明け前の状態と考えてみました。

 

ちなみに、「東雲」が詠まれた短歌では、古今和歌集の中にある

「しののめの ほがらほがらと 明けゆけば おのがきぬぎぬ なるぞかなしき」

(読人しらず)

があります。

夜明け前に、だんだん明るくなる空、自分の衣を着るのは悲しいな~という、夜を一緒に過ごした男女の朝の別れのさみしさを歌った短歌です。ちょっとしんみりしちゃいます。