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茶箱 茶道★和菓子★展覧会 

茶箱の中は好きなモノでいっぱい!

5月はすぐ!菖蒲の和菓子を食べたら「根津美術館」にも行きたくなる 和菓子屋 東京日本橋「長門」

 

5月の節句が近づくと和菓子も節句に関連した商品が多くなってきます。老舗の和菓子屋さんでも5月の節句を意匠とした和菓子が並んでいました。そして、この時期には行きたくなる美術館があります。

お店:東京 日本橋 長門

創業は江戸時代中期、享保年間(1716~1635年)。8代将軍吉宗公の頃までさかのぼります。将軍家の菓子司となりました。代々その菓子作りの技は途絶えることなく、現当主14代に至るまで継承されています。

このお店の有名なお菓子は「松風」です。残念ながら予約をしないと購入できませんでした。

途絶えていけないと先代から受け継いだ菓子は、吉宗公に献上したといわれる「松風」。当主は「松風は一子相伝で、製法はトップシークレット、門外不出。今でもひとりでこっそり焼くんですよ。」 という。

ぜひ、食べてみたくなります。予約してみようかな~。

和菓子:菖蒲(しょうぶ)

薄い紫色の餅に、2層になった白あんとこしあんが包まれています。透き通るような餅の皮になっています。

実際の花の菖蒲に比べると、だいぶ色が薄くてお上品です。大きさも小じんまりしていて、花の菖蒲の華やかさは感じられないかな~。このお菓子はかわいらしく「小さな男の子」というイメージがします。

外側のお餅はもちもちしていてやわらかいです。中のあんは、けっこう甘めです。

菖蒲は、5月の節句に飾る花としても知られています。

江戸時代に入り、「菖蒲(しょうぶ)」の音が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は、「尚武(しょうぶ)」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになりました。
一般社団法人日本人形協会

おススメ度:★★★5満点)

小じんまりサイズは、お茶席にピッタリの和菓子です。

あんこの味が甘めだったので、もう少し甘みが抑えめでもいいかな~と感じました。(この日は奥歯が腫れ気味で歯が痛かったので、味覚が狂っていたかもしれませんが。)

男の子の節句の和菓子というよりも、上品なおばさまたちの会で食べたい和菓子です。

 

お楽しみ①:「根津美術館」に行きたくなります。

菖蒲といえば、そっくりな花「かきつばた」を思い出します。そう、「根津美術館」では毎年恒例の時期になります。

(「いずれがあやめ、かきつばた」という言葉があります。菖蒲、かきつばた、あやめってすごく似ていて見分けをつけるのが難しい花です。見分け方もあるようですが、私的には、見分けはどうでもいいかな。)

今年2017年は、『燕子花図と夏秋渓流図』2017年4月12日(水)〜5月14日(日)に、尾形光琳による国宝「燕子花図屏風」が展示されています。毎年開催期間が1カ月程度で短いので要注意です。

そして、今年は鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」という、琳派の二大傑作を同時みることができるようです。去年は見に行かなかったので、今年は行きたくなりました。

下の写真は2015年のものです。この年は、国宝2点が同時に横に並び感動したのを覚えています。

もし、私が大邸宅を建てて、もしこの2点の絵が手に入ったら、自分の家の玄関にバンと飾ろうと思っています。(ありえない妄想ですけれどね。)玄関の左に燕子花、玄関の右に紅白梅が飾ってあったら。・・・・・・すごいですね~。どんなに長い玄関なんだ!!セコムも入らなくちゃ!!