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ひなまつりの準備 和菓子屋 東京銀座「甘楽(かんら)」の和菓子とインテリアの「貝合わせ」の香立て

「ひなかざり」って不思議です。

小さな頃は毎年、私の7段飾りのおひなさまを父が飾ってくれました。

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実は、毎年見ていた自分の「ひなかざり」さえも、今でも「なんだかよくわからない道具やらなんやらが飾ってあるな~」ぐらいの印象しかありません。

(あとちょっと覚えているのは、人形の顔が怖かったぐらい)

この飾りの中に「貝桶(かいおけ)」と呼ばれる道具があります。

これは何を入れるものかというと、「貝合わせ」の”貝”を入れるためだけのものなのです。

貝合わせとは、

貝合わせ(かいあわせ)は、平安時代から伝わる日本の遊び。本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びであった。

[Wikipediaより]

貝の裏側に絵が描いてあります。

この絵をかくしておいて、合う絵をカルタのように探して遊ぶ遊びです。

私は茶道のお稽古を始めてから、初めて「貝合わせ」を知りました。

茶道のお稽古をしていなかったら、ずっと知らなかったかもしれません。

この「貝合わせ」の貝をいれておくものが「貝桶(かいおけ)」です。

江戸時代になると婚礼道具となります。

対になる貝を違えないところから夫婦和合の象徴として、公家や大名家の嫁入り道具の美しい貝桶や貝が作られた。貝の内側に描かれるのは自然の風物や土佐一門風の公家の男女が多く、対になる貝には同じく対になる絵が描かれた。美しく装飾された合貝を納めた貝桶は八角形の形をしており二個一対であった。

[Wikipediaより]

貝桶

お正月に東京国立博物館でみた展示物でも「貝桶」を目にしました。

おめでたい意匠として、多く使われています。

打ち掛けにも、貝桶と貝がたくさん刺繍されています。

こちらは袱紗裂。

金色の糸で美しい貝桶と貝が刺繍されています。

どちらの品物も江戸時代につくられたものです。

掛袱紗の展覧会では、他にも美しい作品がありました。

www.pooh70.com

インテリアとしての「貝合わせ」

我が家では、おひなさまの時期に「貝あわせ」の香立てを出して飾ります。

香立てなので、外側に絵(梅)が描かれています。

とっても地味なリビングも、その周りだけ少し華やかな雰囲気になります。

今年は、干支の酉の香合も一緒に飾ってみました。

東京銀座「甘楽(かんら)」の和菓子・おひなさま

女雛と男雛が一対になった、かわいらしい和菓子です。

銀座6丁目のコリドー街(帝国ホテルの近く)にある「銀座 甘楽(かんら)」の和菓子です。

女雛のしろあんと男雛のこしあんを楽しめます。

二つの味を一気に食べられてうれしくなります。

着物部分のおもちは、もちもちしていておいしいです。