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姫路「伊勢屋」の和菓子「玉椿」は徳川家と繋がりがあった!

今年も茶道のお稽古がはじまりました。

お稽古の一番の楽しみは、和菓子!!です。

姫路の銘菓『玉椿』(たまつばき)

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[Wikipediaより]

伊勢屋製です。

うっすらピンク色のおもちが上品なお菓子です。

女子が好きなピンク。かわいい。

中は白い”あん”でしたが、あんこ?なのかな??。

上品なルックスの割には、案外甘めな感じがします。

気になったので調べてみました。

玉椿のこだわり
しっとりとした黄身餡を薄紅色の求肥で包んで「椿の花」に見立てております。
玉椿には原料として、白小豆(しろしょうず)が使用されています。
白小豆とは・・・極限られた生産量で希少な小豆です。
「幻のあずき」白小豆は、淡い黄色味をおびた白色をしており、香り豊かな風味と上品な甘みがあり、皮が柔らかく口当りが良い食感が特徴です。

姫路・播磨地方観光・グルメ・名産品紹介『はるまるしぇ』ホームページより

黄身餡でした。

白小豆という貴重な小豆をつかっているで「白い餡」だったんですね。

また、甘みが砂糖とは違う甘みを感じたのは、白小豆の「天然の甘み」だったんですね。

お菓子って奥深いです。

玉椿とは

「玉椿」という菓銘も素敵です。

玉椿とは、

ツバキの美称。ツバキは、古来長寿の木とされ、末長くめでたい意をこめる。

[季] 春。 → 大椿だいちん

②白玉しらたま椿の異名。
三省堂 デジタル大辞泉の解説より 

たくさんある椿の種類のひとつかと思いましたが、総じて”美しい椿”のことをいいます。

縁起のよい花で、年始にぴったりのお菓子です。

『大椿』も銘としてつかえそうです。

大椿(だいちん)

《「荘子」逍遥遊から》中国古代の伝説上の大木の名。8000年を春とし、8000年を秋として、人間の3万2000年がその1年にあたるという。転じて、人の長寿を祝っていう語。

三省堂 デジタル大辞泉の解説より 

 覚えておこうと思います。

玉椿と徳川家のつながり

ご製の「御菓子司 伊勢屋」さんは、姫路で有名な和菓子屋さんだそうです。

伊勢屋の伝統
伊勢屋の由来は極めて古く、菓舗としての開業は元禄年間にまで
さかのぼることができます。
11代将軍・徳川家斉の娘と姫路城主酒井忠学との婚礼を祝って “玉椿”が作られ、姫路藩の御用菓子に用命されました。

姫路・播磨地方観光・グルメ・名産品紹介『はるまるしぇ』ホームページより 

出ました!!

徳川家。

家斉さん関係ですか。

こんなところにも、出てくるなんて。

さすがです。全国に徳川家の血をばらまいています。

姫路藩よ。徳川家に逆らえなかったのでしょう・・・。

ちなみに。

今読んでいる本『TOKUGAWA15』(徳川15)によると、

TOKUGAWA 15(フィフティーン)  徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本

TOKUGAWA 15(フィフティーン) 徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本

 

 家斉さんって側室が40人ぐらいいて、うち16人が出産して、実子数が55人(28男27女)もいたそうです。

そのなかでも成人したのは13人男12人女なので、12人の中の一人が姫路藩にお嫁に行った子なんですね。

嫁ぎ先を探すのも大変そうです。

なぜなら、徳川家のお嬢様をお嫁にもらうのは名誉でもあり、

迷惑な話

でもあったようです。

押しつけられた?大名家は将軍家の子女を迎えるにあたって、膨大な支出を余議なくされたといいます。

優雅な菓銘「玉椿」のうすピンクのルックスをみると

かわいらしい徳川家のお嬢様が姫路に来てくださり、「いらっしゃいませ」のような歓迎ムード一色のようなイメージがありますが、

現実には・・・。

と思いながら、このお菓子を食べるのもおもしろいです。

 

私、茶箱は今年は徳川YEARです。

www.pooh70.com

  姫路ってよく耳にするわりに、私は行ったことがありません。

機会があれば行ってみたいなと思います。

有名な「姫路城」も見てみたいです。