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茶箱 茶道★和菓子★展覧会 

茶箱の中は好きなモノでいっぱい!

『クィーン・メアリー愛と欲望の王宮』を見て妄想の世界へ

だんだんストーリがすすんできた、BSプレミアム 毎週水曜 午後11時15分~の「クィーン・メアリー愛と欲望の王宮」。毎週ワクワクします。 

www.pooh70.com

 

実在したスコットランド女王・メアリー・スチュアートの恋と運命を、壮大なスケールと現代的なアレンジで描いた宮廷ドラマ。
16世紀。スコットランドはイングランドによる侵略に脅かされていた。そうした中、幼くしてスコットランドの女王に即位したメアリーは、祖国を守るため、フランスの王太子と婚約することになる。
王宮に向かったメアリーを待っていたのは、王太子フランソワと彼の異母兄バッシュ。魅力的な2人の間で揺れ動くメアリー…。
一方、フランソワの母親である王妃カトリーヌは占星術師のノストラダムスから「メアリーとの結婚でフランソワは命を落とす」との予言を受け、二人の婚約をなきものにしようと画策する。
制作:2013年 アメリカ/原題:Reign
テーマ曲:「Scotland」 ザ・ルミニアーズ

引用:NHK公式ホームページより 

      REIGN/クイーン・メアリー 〈ファースト・シーズン〉コンプリート・ボックス(11枚組) [DVD]

 『クィーン・メアリー愛と欲望の王宮』の見どころ

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現代風なメアリーの衣装

16世紀の衣服と言えば、コルセットで細く締め上げたウエストで、動きにくそうなイメージがありますが。彼女の衣装はウエストはいたって自然体で動きやすそうです。実際馬に乗ったり走ったりと活動的なメアリーです。露出もけっこうあります。ドレス自体も刺繍やビジューが施された現代風なものが多いです。メアリーと侍女が並ぶシーンも多いのですが、彼女達の衣装のバランスが上手くとれていてさらに素敵です。

メアリーの両脇をささえる男性二人

二人ともがむちゃくちゃ素敵なのです。二人の男性は異母兄弟なので似ていませんが、二人ともかっこいいのです。

次期王でありメアリーの婚約者フランソワは、優しいハンサムな顔をもち、穏やかなタイプ。生まれながらの次期王として育ってきただけあって、オーラが出ています。考え方がちょっとまっすぐ過ぎる傾向もあります。メアリーを好きなんだけれども次期フランス王としての自分の立場を考えて、メアリーとの関係をはっきりさせない時期もありました。ちょっと優柔不断に思えた時もあったけれど、自分の立場を考え周囲のことを考えられる優しい性格ともいえます。優しさと優柔不断は紙一重です。

一方、フランソワの異母兄バッシュは男らしいタイプ。狩りが得意で森にも精通しているような、ワイルドなタイプです。庶子のため王にはならないので、ちょっと王道からはずれているような部分もありそこが魅力です。生活力がありそうで、もし彼と無人島に二人で取り残されても、生きていけそうな人です。頼りがいあります。メアリーのことは好きなんだけれども、弟(フランソワ)の婚約者だからということで、自分の気持ちはぐっとおさえているところにはキュンキュンします。ただ、気持ちはバレバレなんですけれどね。

私は、最初はフランソワの王子様スタイルに魅力を感じていたのですが、だんだんバッシュの男らしさに惹かれています。男らしい一面、ナイーブなところがありそこが、かわいいんです。顔も性格も似ていない二人から想われるなんて悩みますね。残念ながら、そんな経験がないので想像で楽しむのですが。実際にはすご~~く悩んでしまいそうなので、想像の中の方が楽しそうです。

本当の当時のフランス王宮

時代は16世紀。案外古い話なんです。マリー・アントワネットが生まれたのが1755年ですので、それよりも250年ほど前の話です。フランスのヴァロワ朝時代です。当時のフランスは、ドラマの中でもイタリアのメディチ家からきたカトリーヌ王妃が、野蛮な田舎の国と言っています。この頃は文化の面でもフランスはイタリアに後れをとっていました。そしてこの時代は、宗教戦争の真っただ中なんです。

メアリー・スチュアート・・・スコットランド王妃

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[Wikipediaより]

フランスで育てられていたスコットランド女王。フランソワ2世亡きあと、子供ができなかったメアリーは、スコットランドへ戻る。1565年にステュアート家傍系の従弟ダーンリー卿ヘンリーとの再婚した。しかし、ヘンリーとは不仲になり、やがて音楽家で、有能で細やかな気づかいをする秘書のダヴィッド・リッチオを寵愛し、重用するようになった。その後、1567年ダーンリー卿が殺害されると同じ年に以前から心を寄せていたボスウェル伯と結婚式を挙げた。後年エリザベス一世によって幽閉、斬首されてしまう。

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ちょっと、すごい恋愛経歴?ではないですか!ドラマの中でも肉食女子だな~と思っていたけれど。実際もパワフルだったんですね。

フランソワ2世・・・王子(次期フランス王)

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[Wikipediaより]

16歳、在位わずか一年で病死。実際は心身共に虚弱でした。

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ドラマの中であんなにかっこいいのに。写真をみても弱そう・・・。あまり知りたくなかったかも。

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[Wikipediaより]

フランシスと王妃メアリー

メアリーの方が1歳年上だったけれど、この絵だとまるでおばさんと甥っ子という感じです。

カトリーヌ・ド・メディシス・・・フランス王妃

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[Wikipediaより]

フィレンツェの富豪メディチ家出身。マキュベリの『君主論』も読んでいたぐらいで、政治闘争が性にあっていた。アンリ2世との間は不仲だったが、子だくさんだった。歴史上は「悪女」、メディチ家の先祖が薬剤師とされていたことから「毒婦」と名高い。3人の息子が王として即位する中、彼女はずっと摂政として政治の世界で力を握っていた。時代は、宗教戦争が続いていた時代で多くの血が流れた。文化の面では、イタリアの先進文化をフランスにもたらす役割も果たしており、フランス料理を改革した。それまでフランス人は手づかみで食事をしていたが、カトリーヌがフォークやその他の食器類をイタリアから持ち込んだ。アイスクリームやマカロンといった菓子類もフランスに伝えた。

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ドラマの中でも、わりと忠実に描かれているカトリーヌ王妃。毒をあつかったりするシーンもありますし、フランスを田舎者扱いしているシーンもありました。歴史上では、大きな役割を果たした女性なのだと思うと、ドラマの中のわがままな王妃もちょっと違った目でみるようになるかもしれません。

アンリ2世・・・フランス王

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[Wikipediaより]

1559年馬上槍試合中の事故で片目を刺しぬかれて命をおとす。(ノストラダムスの予言といわれている)

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絵の王よりも、ドラマでは王らしい力強い感じです。あの強引さもちょっと素敵です。愛人が多いのも納得のフェロモンたくさんです。

 

参考:Wikipedia

   『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』中野京子著

 

これからもどんどん話が展開していきそうで見逃せません。ドラマの中のメアリーはどちらの男性を選ぶのか?が一番のみどころですが、ドロドロした宮廷内の争い(恋愛も、政治上でも)も気になります。身近な人が敵なのか、味方なのかもわからないし。「今日の味方は明日の敵」が基本の宮廷内で生きて行くのは大変そうです。がんばれ~メアリー。でも、本当はカトリーヌ王妃がなぜか嫌いになれない私もいます。