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茶道で国際交流 ウィリアム王子もオバマ夫人も楽しまれた!茶の湯。 

茶の湯を通じて日本の良さを伝えていきたい。

●シンガポール大統領夫妻が茶の湯を楽しむ

●最近(平成27年から)茶道(裏千家)を楽しんだ海外からのお客様たちの国

 ①グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)

 ②ポルトガル ③アメリカ合衆国 ④フィンランド共和国 ⑤ジンバブエ共和国

 ⑥ウクライナ ⑦レソト王国

シンガポール大統領夫妻が茶の湯を楽しむ

海外からのお客様がくると、茶の湯でもてなすことはよくあります。

2016年12月3日の時事通信によると、

シンガポールのトニー・タン大統領夫妻は3日、茶道裏千家(京都市上京区)を訪問し、前家元の千玄室さんが自ら茶を立ててふるまった。
 タン大統領の訪問は日本とシンガポールのさらなる友好のためとして行われた。千さんは過去にも、シンガポールの故リー・クアンユー元首相をもてなしたことがある。
 裏千家とシンガポールには1991年から交流があり、今年4月には千さんがタン大統領を表敬訪問している。
 千さんは、茶が中国から伝来したことや、茶の儀式が平和を意味することなどを説明し、大統領夫妻は「素晴らしい」と大きくうなずきながら聞いていた。

シンガポールの大統領夫妻が、茶の湯を楽しんだようです。大宗匠がもてなしをしている写真もありました。大統領夫妻は椅子に座ってお茶を楽しんでます。また、夫妻は、お茶を手ほどきをうけながら、お点前にも挑戦されたそうです。日本人ですら、お点前を経験したことがない人がたくさんいるのに、すごいですね~。きっと、楽しかったと思います。

茶道(裏千家)を経験した最近の海外からのお客様

平成27年~現在までを取り上げてみました。裏千家のホームページより引用させていただきました。

イギリスの国旗

グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)国旗:Wikipediaより

 平成27年2月26日(木)、千 玄室大宗匠は東京都からの要請を受けて、初来日された英国ウイリアム王子(ケンブリッジ公爵殿下)に一碗を呈されました。
  会場となった中央区の浜離宮恩賜庭園・御茶屋には、玄々斎宗匠筆の和敬清寂が掛けられ、点茶盤が設えられました。

  舛添要一東京都知事の案内で茶席に着かれたウイリアム王子は、大宗匠に誘われて席中へ。大宗匠から茶席の趣向や茶の湯の精神について説明を受けながら、お菓子とお茶を楽しまれました。

1975年にエリザベス女王とエディンバラ公への呈茶の話、1986年の二条城チャールズ皇太子と故ダイアナ妃への呈茶の話などもされたそうです。家族思いの王子にとって親子3代で茶の湯を楽しんだ話が聞けるなんて、最高のおもてなしですよね。

ウィリアム王子が来たときは大雨だった記憶があります。せっかく屋外のお点前だったのに~。また来て、次はキャサリン妃と息子のジョージ王子と娘のシャーロット王女と一緒に、天気のよいときにも茶を楽しんでほしいです。親子4代に!

 ポルトガルの国旗

西ヨーロッパのポルトガル共和国国旗:Wikipediaより

 平成27年3月26日から28日まで公式実務訪問賓客として訪日中のポルトガル共和国ペドロ・パッソス・コエーリョ首相が3月26日(木)京都を訪問。千 宗室家元、千 万紀子様が京都迎賓館において心尽くしの一碗を呈されました。
  首相一行は正午に京都迎賓館「夕映の間」に入室。家元と万紀子様は、平成22年に日本・ポルトガル修好150周年を記念した茶道行事開催のため同国を訪問した際、現地で求めた焼き物を水指に用いたり、同国と縁が深い菓子である金平糖を供したりと、両国の長きに亘る交流を感じさせる趣向でもてなされました

ポルトガルは日本が鎖国していた時代から日本とお付き合いのある国です。ポルトガルの文化が、茶道にも影響を与えていることもあると思います。お互いの国から良いものを学んできたことに敬意を示しながらお茶を差し上げたのかもしれません。

千 万紀子様は家元の長女です。

アメリカ合衆国の国旗

アメリカ合衆国国旗:Wikipediaより

 平成27年3月20日(金)、千 宗室家元は駐大阪・神戸米国総領事館からの要請を受け、初来日されたミシェル・オバマ米国大統領夫人に一碗を呈されました。
  18日に来日した大統領夫人は東京での日程を終え、滞在最終日を過ごすため京都を訪問。大阪空港から直接、会場となった清水寺へお入りになりました。清水寺の舞台で京都市立芸術大学の学生らによる能を鑑賞した後、キャロライン・ケネディ駐日米国大使、森 清範清水寺貫主らを伴って本坊塔頭成就院内の茶室に移動した大統領夫人を家元が出迎えました。

  席中では飛び入りで同席したケネディ大使のご子息ジャックさんが、茶道への関心の高さを伺わせる説明でアテンド役を務め、炉を挟んで大統領夫人に家元が点前の手ほどきをする場面では笑い声もしばしばで、三畳半の茶室は和やかな雰囲気に終始しました。

やっと日本に来てくれた感があったミシェル・オバマ米国大統領夫人も、茶の湯を体験されたのですね。写真を見ますと、きちんと畳に正座をして茶を飲んでいるミシェル夫人、お点前をしている?ミシェル夫人。写真からも日本文化を楽しんでくれている様子がみえます。もてなす側も嬉しくなってしまう夫人の笑顔が素敵です。

フィンランドの国旗

北ヨーロッパのフィンランド共和国国旗:Wikipediaより

平成28年3月8日から11日まで実務訪問賓客として訪日中のサウリ・ニーニストフィンランド共和国大統領夫妻が8日(火)に今日庵を訪問され、千 玄室大宗匠がもてなされました。大宗匠は関西日本・フィンランド協会の会長を発会当初の昭和54年より務め、昭和63年から交換留学生をみどり会(裏千家学園茶道専門学校外国人研修コース)で受け入れるなど、交流促進を支援されてきました。今回の来庵は大統領側の要望により実現しました。
  午後2時半、大宗匠の出迎えを受け、兜門を潜られた大統領夫妻一行は平成茶室「聴風の間」にて呈された一碗をゆっくりと喫されました。

 大統領夫妻は大宗匠の手ほどきでおのずから茶を点てられ、大宗匠はお二人の点てた茶を服されたそうです。フィンランドとの茶道交流は長いんですね。ムーミンと茶道のコラボレーションが見たくなりました。

ジンバブエの国旗

アフリカのジンバブエ共和国国旗:Wikipediaより

 平成28年3月27日から31日まで公式実務訪問賓客として訪日されたロバート・ガブリエル・ムガベ ジンバブエ共和国大統領夫妻が30日(水)に京都を訪問。千 容子家元夫人、敬史様が京都迎賓館「夕映の間」にてもてなされました。
  夕刻に大統領夫妻一行が入室。敬史様が点じた一碗を家元夫人が大統領と令夫人それぞれに取り次がれ、大統領夫妻はゆっくりと服されました。

ジンバブエ共和国大統領夫妻も初めての抹茶に挑戦し、大統領は「少し苦いですがおいしいです」との感想をおっしゃたそうです。敬史様が「体に良いです」とおっしゃったとのことですが・・・。本当に苦かったんだと思います。

千敬史様とは家元の次男です。

ウクライナの旗

東ヨーロッパのウクライナ国旗:Wikipediaより

平成28年4月5日(火)、実務訪問賓客として訪日されたペトロ・オレクシヨビチ・ポロシェンコ ウクライナ大統領夫妻が京都を訪問。千 宗室家元が京都迎賓館においてもてなされました。
  家元は大統領夫妻一行を「夕映の間」で迎え、心尽くしの一碗を大統領と夫人それぞれに呈されました。茶道の歴史や抹茶について、また、ウクライナの国旗の配色をイメージした道具組などに関する家元の説明に大統領夫妻は熱心に耳を傾けました。

 自国の国旗の配色(黄色と青)をイメージしたお道具をみたら、きっと大統領夫妻も喜ばれたのだろうと想像できます。言葉が直接通じなくても、見るだけで気づくもてなしをすることは、私たちが海外のお客様をもてなすときにの参考にもなります。

レソトの国旗

アフリカのレソト王国国旗:Wikipediaより

平成28年11月20日に初訪日されたアフリカのレソト王国レツィエ3世国王陛下とマセナテ・モハト・セイーソ王妃陛下が、11月21日(月)に京都を訪れ、千 万紀子様、伊住公一朗様が京都迎賓館においてもてなされました。

国王陛下と王妃陛下お二人は,はじめての抹茶を体験されました。異国の地で初めて飲む・・・。グリーンの飲み物。要人はたいへんですね。

伊住公一朗様は、故伊住宗晃宗匠(大宗匠の次男)の長男で淡交会理事です。

 

これからも、たくさんの国の方に茶の湯を楽しんでもらいたいです。実際に自分にお茶を点ててくれるという経験をされると、ただお茶を飲むだけでなく、もてなす側のおもてなしの気持ちも”ぐっと”伝わり、茶の湯に興味をもってくれる方が増えるとおもいます。

普通の海外の人たちも、茶の湯に興味がある方は多いと思います。私も、日本的で、見た目でも(見た目だけでも)楽しめる、日本を紹介するのにもバッチリな、みどころたくさんの茶の湯を海外の方と交流するきっかけとして紹介できるといいな~と思っています。