茶箱 茶道★和菓子★展覧会 

茶箱の中は好きなモノでいっぱい!

茶道でつかえる「雪」をつかった「銘」を探してみました。

茶道のお稽古で「雪」に関する「銘」を使ってみよう。

明日から新たな月になります。

また、茶道のお稽古で「銘」を悩むことになります。

早めに12月にふさわしい「銘」を考えておきます。

先日、東京では54年ぶりに雪が降りました。

あれから、一気に冬がやってきたような気がします。

今年は、雪をつかった「銘」を早めにチェックしておこうと思います。

12月の銘

師走(しわす)・・・旧暦の12月のこと。

臘月(ろうげつ)・・・旧暦12月の異称。

「臘」とは、中国で当時の後の大三戌の日に行われていた鳥獣の収穫祭のこと。

雪に関する銘

f:id:pooh70inu:20161130213159j:plain

玉の塵(たまのちり)・玉塵(ぎょくじん)

雪の異称。雪を美しい塵と見立てたもの。

白居易の詩に「東風散玉塵(春風は玉の塵のような雪をふき散らす)」とある。

六の花(むつのはな)・六花(りっか)

雪の結晶の形から。

初雪(はつゆき)

その冬初めて降る雪のこと。または、新年になってから初めて降る雪のこと。

新雪(しんせつ)

新しく降り積もったばかりの雪のこと

細雪(ささめゆき)

こまかく降る雪。

深雪(みゆき)(しんせつ)

深く積もった雪のこと。また、まばらに降る雪のこと。

風花(かざはな)

晴天の日に風にのって散らつく雪のこと。

雪花(せっか)(ゆきばな)

雪の結晶、または雪の降るさまを花にたとえたもの。

雪の下折(ゆきのしたおれ)

木の枝が雪の降り積もった重さで折れること。

雪催い(ゆきもよい)

今にも雪が降ってきそうな、どんよりと暗い空のようす。

雪しまき

雪交じりの風が激しく吹くこと。

雪吊(ゆきつり)

木の枝が降雪の重さで折れないように、雪が降る前に行う冬支度。

金沢「兼六園」の雪吊りは冬の風物詩ともなっているぐらい有名。

http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/new/download/sozai/jpg/yikituri2.jpg

文化財指定庭園特別名勝兼六園ホームページより

友待雪

次の雪が降るまで消えずに残っている雪のこと。

参考:『茶の湯の銘 季節のことば』淡交社編集局

   『今月使いたい茶席の和菓子』淡交社編集局

 

「雪」だけでも、こんなにあるのに驚きます。

「風花(かざはな)」ぐらいの天気だと冬も楽しめそうです。

雪は降るとやっかいなのですが(日常生活において)。

家のなかから降っている雪を眺めると、雪って本当に美しいなと感動します。

「雪」で有名なお茶碗

f:id:pooh70inu:20161130213107j:plain

『日本の名茶碗50』より

赤楽茶碗 銘 「雪峯」(せっぽう) 本阿弥光悦作

畠山記念館蔵

「光悦七種」の一つとされています。

茶碗の外側に口縁から胴、高台にかけて、太くて大きな火割れがあり「金継ぎ」されているのが特徴の茶碗です。

 

まるっぽい形の茶碗に、茶碗に金の川?雪崩が流れているようなイメージです。

かわいいルックスに衝撃的な傷?をもったお茶碗です。

いつもこの茶碗を見るたびに「ピカチュウ」を思い出します。