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茶道 季節を感じる二十四節季

突然と寒くなりました。
もっともっと爽やかな秋を感じていたいですが、暦のうえではもうすぐ11月です。紅葉も深まり、冬もすぐそばまで来ています。思う存分「秋」を楽しみたいです。

季節を表す季語は茶の湯の中では「銘」でよく使われます。「銘」を亭主に尋ねたはいいけれど、「それ何だい?」では困ります。もちろん、お尋ねすれば教えてもらえるでしょうが、基本的なものは知っておかないと恥ずかしい思いをすることになります。

季語には普段聞き慣れない言葉もあり、覚えるのはたいへんです。なので、何かをきっかけに芋ヅル式に覚えていくようにしています。

二十四節季を知っておこう

「銘」でよくつかわれる二十四節季ですが、普段の生活であまり気にしたことはありません。天気予報をみると、たまに出てきますがどちらかというと影の薄い存在です。
でも、知るとなかなか素敵な言葉なんです。漢字をみるだけでも、風情があります。こんなに素敵な言葉を、この年まで知らなかった自分が情けないです。

二十四節季とは
太陽の動きを元に1年を二十四に分けたもので、季節の指標。あらゆる自然の変化をみんなで共有できるため、人々の生活に根付き、これをもとに農作業や行事が行われていたものだそうです。
立春、立夏、立秋、立冬で季節を4分しているのは有名ですが、二十四節季はそこからさらに細かく分けたものです。

今頃の時期は

「霜降」

10月23日から11月6日ごろ
しもふりと読むのではなく「そうこう」と読みます。
秋が深まり冷え込みが増します。里山にはそろそろ霜が降りはじめ冬が近づきます。紅葉は最盛期を迎えます。厳しい冬を前に、恵みの秋楽しめる時期でもあります。

まさしく今日のお天気のようです。今日が茶道のお稽古日だったら、使いたかったです。ただし、「そうこう」ととっさに口にでるかが不安です。「しもふり」って言いそうですが。

「霜降」の旬なもの

食材はリンゴ、秋鮭、かりん、しょうが、小豆です。赤いものが多いです。見るだけでも暖かく感じられそうなものです。
植物では、「紫式部」が紹介されています。美しい小さな紫の実をつけることから「源氏物語」の作者紫式部から名付けられています。ちなみに、白い実をつけるのは「白式部」と言うそうです。
平安時代の女流作家紫式部の偽物みたいで、実際平安時代の女官の中にいそうで、笑えます。

前後の二十四節季
寒路かんろ 10月8日から22日ごろ
立冬りっとう 11月7日から21日ごろ